東大生4人の母親 「寝転び勉強OK」

東京大医学部に進学した子ども四人の母親で、「受験は母親が9割」の著者、佐藤亮子さんが十六日、富山市内で講演した。

保護者ら三百人に対し「勉強机に着くのは、子どもにとってハードルが高い。とりあえず寝転んで勉強してもよいと伝え、ハードルを下げてみたら」と助言をした。

 

佐藤さんは、自宅のリビングからテレビをなくして代わりに勉強机を設置した実体験を語り「食事の後、子どもは勉強の時間になると、寝転んで勉強を始める。体がしんどくなって体を起こし、その後、机に着いて勉強する」と経験談。「やることはやってるので宿題は進んでいる。勉強は子どもにとってしんどい。ハードルを下げる段階が必要」とアドバイスをする。